こんにちは。あんこゆきです。
日本で気軽に新幹線のグリーン車に乗る人はおそらく少数派かと。
でも、台湾でなら日本とほぼ同じ設備 &それ以上のサービスで、安く乗ることができます!
今日は、筆者のちょっぴり不思議な体験を交えて台湾グリーン車のコスパを検証していきます。
台湾新幹線グリーン車のおもてなし
めちゃくちゃ急いでいた日の夜。
いわくつきの台湾人Yが、代わりに新幹線のチケットを買っておいてくれていたんです。
ホームまで行って、乗る車両を確認しようとチケットをよく見たら
え、商務廂(ビジネスシート)!?
日本で言うグリーン車です。
まずここで、いわくつきの台湾人Yの粋な計らいに、最大級の謝謝コマウォヨカムサハムニダ〜〜〜と思いました。
台湾新幹線は、日本のN700系の新幹線をベースに作られています。
グリーン車も日本で乗るのと大差ない。。。というかもっと良いかも。
3分ぐらい経ったところで、ワゴンサービスの売り子さんがにこやかにやってきてこんなものを配ってくれました。
キュートだと思いませんか。
おしぼり、お菓子、飲み物(tea or coffee)がついてくるんです。
※本来はおしぼり、お菓子1つ、飲み物です。
が、訳あってお菓子が2つになっています。
隣に座っていた外資系の商社マンらしき人が、突然話しかけてきたんです。
わかりやすく物珍しそうにしていた私を見かねたのでしょう。
商社マン「これ無料だから心配しないで〜。台湾に来てどのぐらい経つの?」
筆者 「まぁまぁ最近です」
商社マン「この子日本から来たらしいから、もう一個お菓子あげて〜」
売り子さん「お〜!台湾へようこそ!!どうぞどうぞ〜」
という流れで、お菓子を2つゲットしました。
結果、あんなキュートな構図の写真が出来上がりました笑
すごいノリだなぁ。そんな、いくつも配って叱られないのかなぁ。
サービス精神旺盛すぎる。
たしかに区間は短いけれど、それでも「1442円(400台湾ドル)でここまでおもてなししてくれるのか」と感激しました。
日台運賃比較
参考までに日台新幹線のグリーン車の運賃を比較してみると
【JRの新幹線、グリーン車利用時の運賃+料金】
東京~名古屋(のぞみ):366.0km 14,960円
東京~仙台(はやぶさ):351.8km 15,070円
博多~鹿児島中央(みずほ):288.9km 13,260円
【台湾高鉄、商務車利用時の運賃】※1元=3.6円で計算(2020年8月18日)
南港~左営:345.2km 2,500元 ≒8,967円
桃園~台南:271.6km 1,990元 ≒7,139円
うん、日本の新幹線のグリーン車の半額強で乗車できる!
料金表
全区間の料金表はこんな感じです。
普通車両の指定席(左下)と自由席(右上)
台北→台南だと1350台湾ドル=約4867円
今回私が乗った板橋→桃園は、130台湾ドル=約469円
(2020年8月19日現在)
グリーン車(全席指定席)
台北から台南までだと2230台湾ドル=約8000円
今回私が乗った板橋→桃園は、400台湾ドル=約1440円
(2020年8月19日現在)
時刻表
時刻表は変更の可能性があるので、下の公式ページから随時ご確認ください。
台湾新幹線時刻表
台湾新幹線の切符の買い方や乗り方についてはこちらのサイトで網羅されています。
台湾新幹線(台湾高鉄)乗り方完全ガイド!路線図・運賃・割引きっぷ予約方法 - KKdayと一緒に旅に出かけましょう
台湾新幹線に関するおすすめ作品
2020年5月にNHKで三週連続で放送された「路〜台湾エクスプレス〜」
台湾新幹線の着工から開業までの巨大プロジェクトをめぐる、商社員や整備士、湾生の老人など日台の様々な立場の人々の様子が描かれています。
主演は波瑠さんとアイドルグループ「飛輪海」のメンバー、炎亞綸(イェン・アーロン)。
多方面から描かれており、日台の関係性を立体的に見ることができました。時々映る街中の飲食店なんかも台湾に行きたい欲望を掻き立ててくれます。
Amazon Primeから鑑賞できます。
原作はこちらです。
作者である吉田修一さんは、作品について、「台湾へのラブレターなのかもしれない」と語っています。
↑紙版なら送料無料の楽天booksがおすすめ!792円。
路 (文春文庫)
↑お得なKindle(電子書籍)版だと734円!
台湾での衝撃について書いた記事
台湾でびっくりした出来事について語った記事、こちらにもあります。
ぜひ読んでみてください。
大戸屋の公用語が日本語だった話はこちら
天ぷらがさつま揚げだった話はこちら
台湾の大学内でCAに出迎えられて飛行機に乗った話はこちら
おわりに(新幹線で配られるお菓子の個数について台湾人Yと討論)
料金が安い上に、お菓子がもらえる台湾新幹線のグリーン車。台湾で移動する際はぜひ利用されてみてはどうでしょうか。
ちなみに、「台湾新幹線のグリーン車でお菓子を2つ手に入れることはあるのか」を再度確かめるべく台湾人Yに尋ねたところ
スタッフの気分次第。
こういう結論に至りました。笑
もちろん、「日本人女性」というだけで近寄ってくる人も中にはいるので、そこは注意が必要です。
この時は単にWelcome to Taiwan!という歓迎精神しか伝わってこなかったので大丈夫です。普通にそのまま私が先に下車して、さよならしました。
ルールはあるけどルールだけじゃないそんな台湾に魅力を感じてしまいます。
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最後までお付き合いくださりありがとうございました!
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私あんこゆき、まずは1, 2日おきぐらいの頻度で更新していきたいと思います。
それではまた、お会いしましょう〜